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3Dで見る圓鍔勝三の軌跡 基調期 結婚から40歳までの作品を掲載します。
結婚・アトリエ新築等以降の圓鍔勝三氏のベースロードとなる時期であります。戦時中のこともあり、軍事色の強い作品が残っています。また、作品素材についてもその大部分は木彫となっています。
※作品名にマウスを重ねると説明が表示されます。♣ 印のついているものはクリックすると3D画像でご覧になれます。
DATE HISTORY WORLD
1935年(昭和10年)30歳 日本木彫会第3回日展に「練武」(木彫)出品。
 
1936年(昭和11年)31歳 増淵又八郎の長女・喜美と結婚。東京・雑司ヶ谷に居を構える。 2・26事件
1937年(昭和12年)32歳 川崎市中原区小杉の現在地にアトリエ新築。
長男・盛申(元規)誕生。
第1回文展 に「漁婦」(木彫)出品。=ふくやま美術館蔵
南京大虐殺
1938年(昭和13年)33歳 第2回文展に「タカイタカイ」(木彫)出品。 国家総動員法公布
1939年(昭和14年)34歳 第3回文展に♣ 「初夏」(木彫)出品、特選。=京都市美術館蔵=
神奈川県逗子市に「四聖人」(木彫)制作。
  ♣ 四聖人 キリスト
  ♣ 四聖人 聖徳太子(石膏) / ♣ 聖徳太子(木彫)
  ♣ 四聖人 孔子
  ♣ 四聖人 釈迦(木彫) / ♣ 釈迦(石膏)
♣ 頼山陽(木彫)制作。
♣ 徳川家康(木彫)制作。
ノモンハン事件
1940年(昭和15年)35歳 長女・雅代誕生。
紀元2600年奉祝美術展に「庭」(木彫)出品。
日独伊三国同盟調印
1941年(昭和16年)36歳 日本美術学校講師として昭和18年まで学生指導。
澤田政廣、三木宗策先生の正統木彫家協会会員として参加。
第4回文展に♣ 「途上」(木彫)無鑑査出品。
第1回正統木彫家協会展に♣ 「道化師」(木彫)出品。
第1回航空美術展に「ヒコウキ」(木彫)出品。
太平洋戦争勃発
1942年(昭和17年)37歳 父・宇三郎亡くなる。
第2回正統木彫家協会展に「花束」(木彫)出品。
第2回航空美術展に「有馬氏像」(木彫)出品。
大東亜戦争美術展に♣ 「歩け南方」(石膏)出品。
♣ 石膏師(セメント)制作。
♣ 赤い布を巻く女(木彫)制作。
♣ 赤いコ−ト(木彫)制作。
♣ 裸婦(石膏)制作。
ミッドウェー海戦
1943年(昭和18年)38歳 北海道(夕張・芦別)の各炭鉱推進隊員として、中村直人、古賀忠雄、木下繁氏等4人で激励彫刻制作。その後も20年まで、九州、常磐の各炭鉱を回る。
次女・弓子誕生。
第6回文展に「水平線」(木彫)招待出品。
第3回正統木彫家協会展に♣ 「腕を組む少年」(木彫)出品。海軍省買上。
♣ 画人(石膏・木くず・セメント)制作。
アッツ島守備隊玉砕
1944年(昭和19年)39歳 文部省戦時特別美術展「坑道」(木彫)無鑑査出品。軍需省買上。
♣ 兵(ブロンズ)制作。
 
1945年(昭和20年)40歳 次男・静雄誕生。 広島と長崎に原子爆弾投下。終戦

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