| 昔話 |
| 昔の昔、千光寺に夜になるとピカピカ光るという岩があった。この話は、日本にひろがり、中国にまでひろまった。中国の王様は、「わしは、その光る岩がほしい。日本から、うばってこい。」と家来に命じました。 そこで、家来たちは、船にのり日本まで、やってきました。夜になるとピカピカと光るので、どこにあるかわかります。家来たちは、その、ピカピカと光る岩を、船にのせようとしたその時です。岩は、よほど、重かったのでしょう。船ごとしずんでしまいました。なので、今ある千光寺にある「玉の岩」は、電気で光っているのです。 |