きらめく海、頬を通り過ぎる心地よい風。ここ瀬戸田小学校にも、春がやってきました。島の木々は春を待ち望んでいたかのように、緑が芽吹き、花々は競うように咲き始めました。様々な生命が今、一斉に動き出しています。
令和7年度のスタートです。私は、本年度、瀬戸田小学校校長となりました、砂田文美と申します。豊かな自然と歴史、文化溢れた魅力あるこの地に赴任できたことを心より嬉しく、また、子どもたちと共に学べる日々を考え、胸が高まる思いです。
今年度、尾道市教育委員会から、スクールミッションとして「地域の強みを生かした小中高連携による瀬戸田教育の発展」をいただき、「かしこく やさしく たくましく」を学校教育目標に掲げ、「自ら考える子」「思いやりのある子」「あきらめない子」をめざして、教育活動に取り組んで参ります。
本校には、多くの強みがあります。学校を取り巻く環境、保護者、そして、子どもたちを日々いろいろな角度から支え、見守ってくださる多くの地域の方々、さらに、日々積み上げられてきた瀬戸田小教育の歴史、こうした強みを余すことなく生かし、今以上に、瀬戸田小学校の子どもたち一人ひとりが、精一杯輝けるよう教育内容を創造し、教職員と共に、全力で取り組んで参ります。
本年度も、一島一校の小学校・中学校・高等学校で連携教育を進め、お互いが学び合う中で、人間の根をしっかりと張り、幹を太らせ、木々の葉を多いに増やし、かしこく、やさしく、たくましい子どもに育つよう、教育内容の充実を図って参ります。
いつも、溢れんばかりのご支援を頂き、「子ども達のために」と心を寄せ、学校にお力を注いで下さっている地域・保護者の皆様に心より感謝いたします。こうした、地域・保護者の皆様の思いを大切に、校長として、ひたむきに、そして誠実に、教職員と共に一日一日の教育活動を進めて参ります。
引き続き、元気いっぱいの子どもたち、そして教職員をどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年4月1日 尾道市立瀬戸田小学校 校長 砂田文美