はじまり
土堂っ子太鼓は、1991年、当時4年生の児童が、尾道ベッチャー太鼓保存会の太鼓の演奏を聴き、
「僕たちも太鼓をたたきたい。」
という、あこがれの思いから始まりました。
数人で始まった太鼓の練習も、次第に土堂小学校全体に広がって行きました。
練習の道具
最初の頃は太鼓はなく、太鼓の代わりにまな板や粘土板、タイヤ、樽をたたき、
バチの代わりに新聞紙を丸めたものや、ほうきの柄を使って練習していました。
いろいろな物を工夫して、一生懸命練習している姿を見た地域の方・保護者・尾道ベッチャー太鼓保存会の方々が、
太鼓やはっぴなどをそろえてくださいました。
恩返し
練習をしていると、学校周辺に太鼓の大きな音が響きます。
そんな地域の方々に、どうすれば恩返しできるか子どもたちが話し合った結果、学校周辺を掃除することにしました。
5年生、6年生は朝学校に来ると、石段や学校周辺を掃除します。
そして、掃除が終わったら練習を始めます。