教育研究

Educational research

向東小学校の教育研究の特色

向東小学校では,広島版「学びの変革」アクションプランを受け,キーコンピテンシーの育成をめざした主体的・協同的な学びの充実を図ることを研究テーマとして掲げました。
研究テーマは,「各種学力調査の課題を克服する主体的・協働的な学びのある向東型授業の開発」としました。学力調査の結果から課題を導き,その解決を図るために,カリキュラム・マネジメントを実施します。その際,
 そのために,①自律的に学ぶこと,②異質な他者と学ぶこと,③道具を相互作用的に利用すること の3点を重視した授業づくりを展開していきます。また,児童を「主体的な学びの姿」に高めるために,各教科,総合的な学習の時間を課題発見・解決学習の構成要素を踏まえた単元構成になるよう,カリキュラムの改編を試みています。
 さらに,昨年度までの「誤答分析」を重視した授業づくりも基礎的基本的な学力を高めるためにも継続して実施していくこととしています。

研究構想・実践記録

教育研究会 H30年2月9日(金)

今年度は,2月9日(金)に教育研究会を開催しました。60名近くの先生方,地域の方々に御参加いただき,開催いたしました。御参加いただいた方々ありがとうございました。研究会では,国語科,算数科,特別支援教育の3分会を開催し,尾道市教育委員会 金子指導主事様,曽根指導主事様,安保指導主事様にご指導いただきました。また,主催者挨拶として,村井圭一教育長職務代理者にもご挨拶いただきました。ありがとうございました。講演では,早稲田大学人間科学学術院 教授 向後千春教授に,インストラクショナルデザインの3原則に関してのお話を頂きました。質の高い授業づくりを目指して,教職員は尽力する所存です。これからもご指導よろしくお願い致します。

校内研修 H29年11月24日(金)

11月の校内研修は,第4学年の国語,第6学年の算数で研究授業を行いました。講師としては,早稲田大学人間科学学術院教授 向後千春先生をお迎えしての会となりました。先生からは,インストラクショナルデザイン(教えることのデザイン)の理論に基づき,1時間の授業で設定すべき内容,単元を構成する際に必要な要素について,丁寧に教えて頂きました。向後先生には,来年2月9日に再び本校にお越し頂き,講演をお願いしております。一人でも多くの先生方に聞いて頂きたい内容です。

校内研修 H29年10月5日(木)

10月の校内授業研究を実施しました。今回は,尾道市教育委員会の曽根指導主事をお招きしての研修となりました。4年生,チャレンジ学級2学級において,授業公開を行いました。単元構想における教科間のクロスカリキュラムのあり方,単元における本時の位置づけ,個の課題に応じた指導のあり方について,協議しました。曽根指導主事様,ご指導ありがとうございました。

校内研修 H29年9月15日(金)

9月の校内授業研究を実施しました。今回は,尾道市教育委員会の金子指導主事をお招きしての研修となりました。1年生,2年生,特別支援学級の3学級で,クロスカリキュラムをもとにした単元を公開しました。習得した知識を活用して,学びを深める場面の指導のあり方を協議しました。金子指導主事様,ご指導ありがとうございました。

ステップ学習 H29年7月3日(月)

大雨に伴う臨時休業のため,延期となったサテライト研修でしたが,翌週月曜日に開催することができました。過密なスケジュールの中,教育センター永井美智子指導主事が学校訪問してくださり,授業を見てのコメントをお話ししてくださいました。「学びの変革」に向けて,いかに児童を主体的な学びの主役とするか,モチベーションのかけ方,ゴールの明確化など,大切な視点について,学びました。これからもどうぞ,ご指導よろしくお願いいたします。

ステップ学習 H29年6月12日(月)

向東小学校では,平成29年度から,全校で毎日20分間の「ステップ学習」を取り入れています。この「ステップ学習」では,基礎的・基本的な知識や技能を確実に身に付けることを目的して,発達段階に応じて,メニューをかんがえています。写真は第4学年の児童の様子です。掃除から帰ったら,元気の良い音読で始まり,100マス計算や,漢字,計算など,学年に応じて内容を構成しています。継続することの大切さを先生も児童の感じながら,取組を進めています。6月の参観日では,この「ステップ学習」の時間も保護者の方々に公開の予定です。
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