Kuriharakita Elementary School

　令和2年4月より，本校の校長職を拝命致しました。
　現在，世界全体で猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大という 予測困難な状況の中，改めて「学校」が社会に果たす役割を自覚するとともに， 一日も早く児童に「安心安全な学びの場」を提供することが私たちの使命である と考えています。
　新しい学習指導要領には，よりよい社会と幸福な人生の創り手となるために 必要な力として次のような内容が示されています。
　・予測困難な社会の変化に主体的に関わること
　・感性を豊かに働かせること
　・目的意識をもって社会や人生をよりよいものにしていこうとすること
　・自らの可能性を発揮すること
　本校では，これらの力を育成するために，学校教育目標を「自分のよさを伸ばし，心豊かに輝く子供の育成」として定め，学校経営を推進して参ります。
　具体的には，コーチングマインドをもった生徒指導を推進することを基本と し，
　・困難や失敗を乗り越えて問題を解決する力を培う課題発見解決学習の単元開発
　・プログラミング教育の推進による論理的な思考力の育成
　・「ことばの力」を高める教育活動の推進
　・地域ボランティアの協力を得た多様な学びの場の創出
　・自己肯定感を培うキャリア教育の推進
　・自尊心，役立ち感，リーダーシップ，憧れ感を創出する異学年活動の推進などの教育活動を展開して参ります。
　そのためにも，よりよい教育の創造をめざして，教職員が協働的に知恵を出し合い，常に学校のカリキュラムを改善し続ける姿勢を持ち続けます。
　また，前述 したように地域ボランティアをはじめとする地域や社会に広く理解を求め，社会に開かれた栗原北小学校独自の教育課程の創造に努めます。同時に，教職員の ライフワークバランスを意識した勤務を推奨し，働き方改革も併せて進めてまいります。
　保護者の皆様，地域の皆様，本校教育に対するご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに，さまざまな視点からの前向きなご意見をいただき ますようお願いいたします。
　令和2年4月
　　　尾道市立栗原北小学校　　校長 石原 政信