特色ある取組

Educational research

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「栗原北スタンダード」による統一した指導

[子供達にとって安心して学べる環境づくりを目指して]という副題を付けた「栗原北スタンダード」を策定し,全職員で統一した教室経営を推進しています。この取組は隣接している同じ中学校区の栗原小学校が実践されている「栗原スタンダード」の取組から学び,本校の実態に即した内容となるよう策定したものです。学年が進級しても,基本的な教室経営が変わらないことは,児童にとっての進級に伴う精神的な負担を軽減することができます。6年間を一環した指導で通すことにより安心感のある学級経営が実現できます。今年度からの取組ですが,伝統となるべく,内容を見直し,改善を図っていきたいと思います。 主な内容は次の通りです。
・栗原北小学校宣言に関わること
・学習の準備・教室掲示等
・ノート作り

ソーシャルスキルトレーニング (特支)12月10日(木)

特別支援学級では,自分の感情を知り,その感情に合わせて自分がどのように振る舞えばいいのかを学ぶためのソーシャルスキルトレーニングの授業を行いました。喜怒哀楽のそれぞれの感情が表れる場面を考え,自分の感情がコントロールできない時にはどうすれば落ち着くことができるかを学んでいく学習です。「最大の敵は自分の不機嫌」なのです。こうした自分の感情をコントロールすためのスキルを全校で学んでいます。一度学んだから変わるものではありません。知識を与えて,実際の場面でそのことを思い出させてふり返らせるという繰り返し繰り返しの学習が大切だと考えています。

思いやりの木(2年)10月21日(水)

これは,2年生の教室の廊下に掲示している思いやりの木の言葉です。本来は書いた人と送る相手の名前が書かれています。友達の良いところを見付ける機会を一ヶ月に1回設けています。送られてきたメッセージを見て,嬉しくないはずはありません。自分を肯定的に見てくれる人の存在を感じられるこの取組はこれからも継続していきます。

思いやりの木(6年)10月8日(木)

1学期から継続している「思いやりの木」の6年生掲示からいくつかを紹介します。子供達の観察の目は確かなものがあります。日々,直接的にそのことを伝える事はありませんが,こうした機会があることにより,普段思っていることを表出することができます。肯定的に見てくれる人が同じ教室内にいることは安心感につながります。次の参観日は新しいカードを掲載する予定です。

おもいやりの木(全校) R2年6月22日(月)

本校では,全学年で「思いやりの木」という取組を推進し,他者からの評価により自己肯定感を培っています。この取組を推進するためには,「見る目」というものが必要です。そこに気づく観点や意識がないと風景に溶け込んで意識化させることができません。自分のフィルターに引っかかるように常日頃から価値観を磨く必要があります。いかに評価する側の感性を磨くかが大切になる取組です。自分を大事に思ってくれる人がいるということは,当然学級の中に居場所があり,居心地の良い空間となります。

ソーシャルスキル(ことばのもつ意味) (3年)7月31日(金)

 3年生は,「ふわふわ言葉,チクチク言葉」という題名のワークシートを用いて,人との適切な関わり方を学んでいました。感情が高ぶった時に発する不適切な言葉が,自分の思いを超えて人を傷つける場面はたくさんあります。本校の児童も該当します。言葉の意味や重さを考えずに言葉を使っていることが多々あります。こうした「ことばの持つ意味」について,個別の指導をくり返すとともに,全校でワークシートを用いた学習を展開しています。「ことば」は豊かな社会を作る基盤であり,人を動かす原動力にもなり,人と心を通わせる道具でもあります。また,同時に人を傷つける武器にもなり得るものです。子供達がこのことを理解して適切な言葉を選択できる力を身に付けていきたいと思います。

学期末「はげみ検定」国語(漢字),算数(計算)(全校)7月31日(金)

 本日,校長室にて,本校が実施している「はげみ検定」の表彰式を行いました。各学年,学期末テストに添付されている漢字と計算のテストを試験問題として受検し,それぞれの得点に準じて表彰状を交付しています。特級は100点,1級は90点台,2級は80点台です。1学期は,漢字の特級が38名,計算の特級が80名でした。全員100点になるまで再テストをくり返します。基礎・基本の学力の定着に向けてみんな努力をしています。

クロームブックを使った授業

この度のコロナウイルス感染症による臨時休業をふまえ,尾道市では,現在一人一台,タブレットを配布できるように取組が進められています。そのことを踏まえ,現在学校に配布されているクロームブック40台を全ての学年の児童が体験し,今後予測される第2派,第3派が到来した際に,少しでもオンライン授業が促進できるよう,現在与えられている範囲で,子どもたちに使えるよう指導を行っています。今年度臨時休業中に3階の空き教室を片付け,クロームブック専用の学習室を設置しました。入力するにはローマ字入力,かな入力いずれかの方法が必要ですが,今の時代の子どもたちはキーボードに触れる体験が少なく,苦戦している様子が見えます。これからの時代,ICT機器を使えるようになることは必ず必要になります。出来るだけ多くの時間,体験できるように進めていきます。

人間関係形成能力の育成を目指した研修(県立教育センター サテライト研修)

6月11日(木),コロナウイルス感染症により当初の日程から延期になっていた,県立教育センターのサテライト研修を受講しました。特別支援教育・教育相談部 濱松明彦指導主事様を迎えて,「人間関係形成能力」を培うための理論と実践を学びました。アンガ-マネジメントという怒りをコントロールするための方法や,適切な自己表現をするためのアサーショントレーニングなどについて学びました。自分の感情をコントロールすることで適切な人間関係を築いたり,適切な人間関係を築くための言葉の使い方など,児童の指導に活かしていきたいと思います。濱松指導主事様,ご指導ありがとうございました。

         
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