教育研究

Educational research

本校の教育研究について再掲載します。




 令和5年度は,継続的に研究を進めてきている外国語活動及び外国語科に加えて,国語科を研究教科に加えて研究推進してきました。また,その土台となる「学級経営」にも着目し,自律的な学級集団となるべく,「クラス会議」の運営に関し,全学年で導入し,実践を重ねてきています。
 また,令和5年9月からは異学年交流(ハッピーフレンズ活動)を導入し,幅広い交流の機会を設けています。
 このページは,主に,次の要素に関し,再掲載していきます。
(1)外国語活動,外国語科に関する実践
(2)国語科(フレームリーディング)による物語を中心として読解の授業実践
(3)クラス会議を中心とした学級経営の実践
(4)異学年交流(ハッピーフレンズ活動)の実践

「場面」を文章を手掛かりに分けています。国語(3年) 4月30日(火)

3年2組では,物語文の「すいせんのラッパ」の文章を場面に分ける学習をしています。「時」と「場所」と「人物」を手掛かりに,ストーリーの転換を見つけ出しています。この物語文では,すいせんが鳴く音に着目することも場面を分ける良いヒントになります。

「場景描写」から心情を探る。国語(6年) 4月30日(火)

6年1組では,物語文「さなぎたちの教室」の学習を展開中です。今日は,文章に織り交ぜられている「場景描写」に着目して,中心人物とその中心人物の変容に影響を与えた「対人物」の心情を読み取る学習をしました。学級では友達の発言に自分の考えを重ねて発言していこうとしている意欲を感じられました。

謎解きの楽しさを学ぶ。国語(5年) 4月30日(火)

5年2組では,「消えたパンダ金魚」という物語を学んでいます。この物語は,推理小説のようにストーリーが展開されていきます。一読してもすぐには「誰が金魚を盗んだか」は大人でも分からないことが多い物語です。しかし,物語には必ず,「伏線」が仕組まれており,その「伏線」を見つけ,結びつけていくことで,犯人を明らかにしていくことができます。子ども達も思考錯誤しながら,何度も文章を読み推理を働かせていました。「根拠は文章にある」「物語には伏線がある。」このことを学び,教科書教材での読みに活かしていく予定です。

「私の話を聞いてください!」国語(1年) 4月27日(土)

1年1組では,「話し方,聞き方」学習です。相手が話しやすくなる聞き方や話しにくい聞き方を実際にシミュレーションしながら体験しています。耳を澄ませて聴いていると,「その聞き方,話にくいよ。今度はやめてね。」など実際に体験したからこそ感じられる発言が聞こえました。「話す」以上に「聴く」が大切です。話し手は聴き手が育てます。

「さなぎたちの教室」の人物像を読み解きます。国語(6年) 4月27日(土)

6年2組では,国語の物語教材「さなぎたちの教室」の学習を展開中です。この教材は新しい教科書になって新たに組み込まれた物語です。中心人物は誰かを考えた後,その中心人物の物語前後における変容を探っていました。まずは物語の全体像を把握した後,問いに基づき,詳細について読み取っていく予定です。

「ゆうびんやさん」ってどんな人? 国語(2年) 4月25日(木)

2年1組では,国語科の物語文「風のゆうびんやさん」の学習を進めています。今日は,中心人物の「ゆうびんやさん」の人物像を探る時間でした。物語を読む際,登場する人物を探し,その中から中心となる人物を考え,その人となりを書かれている事実をもとに,描いていきます。

「どの音が一番素敵かな?」 国語(3年) 4月24日(水)

3年1組では,国語の時間に「すいせんのラッパ」という物語文を学んでいます。今日は,文中に出てくる様々なすいせんの鳴き声を比較検討して,「どの音が素敵か」を考えて選ぶ学習でした。学級全体では4つのグループが出来ました。それぞれのグループで選んだ理由を相談して,発表に向けた準備を進めました。自分が選んだ内容に応じて,偶然に出来たグループにおいても,受容的な態度で友達の意見を聞き,共有している姿が見られました。また,2人のグループでも臆することなく意見を交換している姿も立派でした。「協働的な学び」が成立するためには,その基本となる友達同士の関係性がとても大切です。これから1年間かけて,こうした自分の意思で選択し,課題別に意見交流を行う授業づくりを推進していきます。

主題は何か! 国語(4年) 4月24日(水)

4年1組では,国語の時間に「こわれた千の楽器」の物語の「主題」を考える時間でした。物語の文中に何気なく書かれている「光の糸」などのキーワードに着目して,その言葉のもつ意味や象徴性を考えながら,授業は進みました。「協力」「力を合わせる」などの言葉を紡ぎながら,物語から受けたメッセージを交流していきました。国語科において物語を読むことは,自分が体験できない世界で新しい価値に出会うことでもあり,現在の自分との比較において,自分の考え方を広げられることにあります。今年度も国語科における物語文の読解に力を入れて,各学年で授業づくりが進みます。

受容的な「話し方・聞き方」を学ぶ 国語(3年) 4月17日(水)

3年1組では,国語の時間に「話し方・聞き方」に関して,友達の「話したい!」を引き出す聞き方について,ペアで学びました。あいづちを返す,反応を返す,質問を返すなど,聞き手の意識を高めることが会話が対話へと変えていくための基本です。実体験の中で,価値ある学びをしています。また,3年3組では,お互いのことをインタビューし合い,理解を深めるコミュニケーションの学習が進んでいます。理解は話すことから始まります。

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