令和2年度から,尾道市内ではタブレットパソコンが一人一台配備されました。そのことを受け,各学校ではデジタルとアナログのハイブリッド活用を目指して,有効的な活用方法を模索しています。クロームブックの特性を生かし,グーグルの機能を有効に活用しつつも,本校では,経済産業省のEdTech推進事業の補助を受け,先行的に「ロイロノート」と「キュビナ」を導入し,その有効性を検討しています。また,デジタルを有効に活用するためにはタイピングの技能を習得することも欠かせません。そのため,「キーボー島」に全校で登録し,子供達が自らの技能を高めています。担当者が表彰制度を設けて,全ての段階をクリアした児童にはオンラインで全校に紹介しています。
従来のノートと鉛筆という文房具に加えて,タブレットパソコンが新たに文房具の一つとして加わったという認識で授業の在り方を模索しています。
但し,同時進行として大切にしなければならないのは,ネットモラルの学習です。現実として存在する負の情報に対して適切に対応できる力も培っていく必要があります。この点については,家庭との連携が欠かせないと考えています。
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特色ある取組
I&C Technology
教育のICT化に向けた取組について
ロイロノートで,表彰状を作成しています。国語(3年)3月14日(月)
3年生は,国語科の時間に友達に贈る表彰状を作成していました。みんなが作った「詩」をお互いに読んで,お気に入りの作品を書いた人に表彰状を書いています。ロイロノートというソフトウェアを使って,作成し,デジタル上で贈り合うシステムです。どんな言葉が琴線に触れたか,コメント力が試されます。環境,国際理解,平和等に関するプレゼンテーションをしました。社会(6年) 3月4日(金)
昨日に続き,6年生はグループで定めたテーマに基づき,プレゼンテーションを行いました。役割演技やインタビュー,クイズなどを取り入れたりするなど,多彩な工夫で表現することができました。この発表の様子は録画していますので,5年生以下の学年の児童も見て真似て,学びます。現代的な課題について調べて,伝えます。社会(6年)3月3日(木)
6年生は,国連,SDGsなど,グループごとにテーマを分けて,プレゼンテーションを作成しました。今日は,ミニティーチャーとしてみんなの前で説明します。聞き手の反応を確かめがら進めていったり,確認を求めるなど,一方通行にならないような発表の工夫を施しているグループもありました。情報が素通りしないよう,相手の心に刻まれる伝え方をこれからも思考錯誤してもらいたいと思います。思い出プレゼンテーションを作ります。国語(4年)3月3日(木)
4年生は,この1年間を振り返り,自分でアンケートを作成し,集約し,その結果をもとにプレゼンテーションを作成しています。今週末,グループごとで発表を行う予定です。タブレットの使い方も随分と習熟してきました。文房具になることを目指して活用しています。自分の将来の夢をプレゼンテーションでまとめます。総合的な学習の時間(6年)3月1日(火)
就きたい職業をはじめとした自分の将来の夢をスライドにまとめて,録画の準備が進行中です。一人一人,午後からの録画に備えて,目下時間調整中です。端的に伝えたいことを表現力豊かに伝えられるかがポイントとなります。SDGsのプレゼンテーションに取り組んでいます。社会(6年)2月24日(木)
6年生は,「SDGs」をテーマとしたプレゼンテーションづくりに取り組んでいます。今回はグループを編成し,全体の構成を踏まえて,質疑応答が出来るような編成を心がけていました。完成が楽しみです。私の将来を英語で語ります。外国語(6年)2月22日(火)
6年生は,将来の自分の夢に関する事を英語で伝える時間でした。美容師になりたい。服飾デザイナーになりたい,看護師になりたいなどの夢を理由とともに英語で語り,その内容に関して,エリック先生から質問を受け,回答するという流れです。正確な英語ではなくても,ニュアンスで伝わることも多かったです。とにかく,何とか分かってもらいたいという気持ちで臨むかどうかが決め手だと思います。自分の成長をロイロノートでまとめています。生活(特支)2月22日(火)
特別支援学級では,一年間の自分の成長を振り返り,プレゼンテーションにまとめる学習をしています。この学習を進めるにあたり,マインドマップ的に印象に残ったことを黒板に書き出し,それを原本にしながら,ロイロノートで個別のページを作成しています。このロイロノートは,過去に自分が作った作品や文章なども参照しながら,順序も自由に入れ替えられます。デジタルですが,アナログ的な感覚で操作できることができます。本校の子供達もすっかりと操作になれ,表現するための道具となっています。外国の事を調べて,まとめました。国語(3年)2月9日(水)
3年生は,国語科の時間に,調べてみたい外国を決めて,ロイロノートを使って,プレゼンテーションを作成しています。今日は,そのプレゼンを使って発表するためのポイントをみんなで考えました。よりよく伝えるための「相手意識」の大切さをみんなで共有して練習しています。クロームブックの使い方についてのクラス会議です。(2年)2月9日(水)
今朝の全校集会を受けて,2年生では,早速クラス会議を開催しました。 1組,2組,いずれも,学級委員が司会進行を担い,記録係を立ててのクラス会議です。形態は変速的ですが,グループ協議を織り交ぜながら,意見を集約しました。「自分達の勉強を充実させるための機械」であるという共通の認識があるので,建設的な意見が沢山出されました。全ての考えにはメリットデメリットがあります。便利な機械であるタブレットにもメリットデメリットがあります。デメリットを恐れるが故に使用しないのではなく,メリットを最大限生かすためにデメリットにも立ち向かう姿勢が大切です。今後,各学年で考えられた意見を集約して行く予定です。