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尾道に誇りうる長江中学校

生きる力の育成と信頼される学校づくり

学校長あいさつ

学校長あいさつ

 
家庭・地域とつながり,「長江プライド」で誇りある学校に!

 尾道市立長江中学校のホームページにご訪問いただき,ありがとうございます。
 長江中学校は,千光寺公園のふもとにあり,落ち着いた風情を感じられる町並みの中にある学校です。四季折々に見せるその表情に心が癒される中,地域の方々に温かく見守られながら,子どもたちは安心して学校生活を送ることができています。
 本年度も昨年度に引き続き,学校教育目標を「凜とした元気・感動・温もりのある生徒の育成」と掲げました。今年度は,広島県教育委員会「探究的な学習の在り方に関する研究推進地域事業」研究指定校として,3年目(指定最終年)を迎えました。中学校区の取組として,“小中9年間を見据えた総合的な学習の時間”や“小中の繋がり”“地域との繋がり”などに一層取り組み,「学びを探究し,未来を“そうぞう”する生徒」を育成していきたいと思います。

《 二つの漢字(「想像」と「創造」)からなる“そうぞう” 》
 『想像力』とは未来のことを想像し,考える力のことです。それは,未来について考えるだけでなく,
その未来に対して今の行動を変えたり対策をとったりするといった意味も含まれています。
これからの社会はこれまでの経験値だけでは対応できづらいことも少なくありません。
だからこその想像力なのです。そして,その鍛えられた想像力が新しいものを生み出す,よりよい未来を生み出す『創造力』につながるのだと考えます。


 また,今年度も昨年度に引き続き,広島県教育委員会「不登校SSR推進校」の指定を受け,SSR(スペシャルサポートルーム)「にじルーム」を設置し運営していきます。ここでは“居場所づくり”“絆づくり”を軸に生徒の社会的自立に向けた支援に取り組んでまいります。
 こうした取組などを通して,知・徳・体の調和的発達を促し,一人一人の生徒がしっかりとした社会的資質や行動力を身につけるとともに,夢と志を抱き,義務教育を終えたあとにも,その夢の実現に向けて学び続け,「豊かな人間性を備え,自分の考えや生き方を思い描く自立した生徒」へと成長できるよう全力で取り組んでまいります。

★ 令和5年度のキーワード『情』
 人生を豊かに生きている人の共通点に「温もり」,すなわち全ての人に対する温かい思いやり,優しさがあります。では,その優しさとは何か。私が思う優しさは,太宰治が河盛好蔵にあてた書簡にあります。太宰はその中で「人の寂しさ侘しさ,つらさに敏感な事,これが優しさであり,また人間として一番優れている事ぢゃないかしら」と書いています。 すなわち,「人の痛みや悲しみを感じる心を持っている」ということです。(令和4年度 長江中学校第76回卒業証書授与式 式辞から)


 これまでの伝統を引き継ぐとともに,“長江プライド”を持ち,新たな学校文化の創造に向け,様々なことに挑戦し,感動体験を通して内面的な成長を実感できる教育活動を展開する中で,「長江中学校で学んでよかった。長江中学校区で育ってよかった。」と誇りに思える学校を目指し,日々の教育活動の充実と質の向上を図りたいと思います。
 この一年全教職員が一丸となって,皆様のご期待に応えることができるよう努めてまいりますので,今後とも本校教育活動に一層のご理解とご協力を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。

播磨

令和5年4月1日
広島県尾道市立長江中学校
校長 播磨 寛宗 

学びの風土づくり ありがとう 五事を正す マザーテレサ
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